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ENTROPYX説

2004/12/13

揺れる「クリスマス」

「メール」は初めから揺れていた。
私が未経験の「パソコン通信」と言われた頃から、「電子メール→Eメール→メール」などと呼称が変遷し、「ウェブメール」や「インターネットメッセンジャー→メッセ(IM)」等の亜種も生まれているようだ…いや、電子メールとして(端末上のメーラーソフトを使う場合も含めて)一体どれが亜種なのか、実は理解していないのだが。

呼称に関しては、「ポケットベル→ポケベル」と変遷したのと似た理由で、パソコンや携帯電話等でのメールが一般化し「インターネットを通して電子メールをし合う友達(のようなもの含む)→メル友」と変遷したケースを、個人的に見逃す事が出来そうにない。

それにしても「メル」とは…

私は「メル…」と言われた途端、「メルカトル」や「メルクマール」や「メルクリウス」や「メルシー」や「メルセン条約」や「メルセンヌ」や「メルトダウン」や「メルトン」や「メルバトースト」や「メルビル」や「メルヘン」や「メルボルン」や「メルラン」や「メルルーサ」や「メルローポンティ」等を連想してしまって、どんな「…友」なのかを話の流れから特定する場合に大変な困難を伴う。「友」に関しても若干問題を感じるが、ここで触れるのはよそう。


しかしながら時代は流れ続ける。
はたして「クリスマス」はどうであろう。例えば「あけよろ〜」「ことよろ〜」「おめ!」「乙」等と同様、「メリクリ〜」という言い方があるらしい…既に元の「クリスマス」の部分は「クリ」しか残ってないではないか。

という事は会話の中に於いて『ねぇねぇ今度のクリどうするの〜?』とか『クリはちゃんとしてよクリは。絶対だよ!』などという甘いリク(というか厳しい根回しや指導や命令)が飛び交ってるのであろうか。色々と謎ではあるものの(私は「クリ…」と言われた途端…略…なのだが)、可能性を否定出来ない。

とはいえ通常「クリ」だけで「クリスマス」の事を示すのは、非常に差し迫った状況を想起させられるし、一般会話での呼称の略し方として如何なものか。個人的な事情で申し訳ないのだが「クリスマス」の呼称を略すとしたら、私としては3〜4文字が限界である。

そこで淡い期待を込めつつ、語感を失わない程度の略し方を挙げてみよう…

4文字では「クリスマ」「クリスス」「クリマス」「クスマス」「リスマス」

3文字では「クリス」「クリマ」「クスマ」「クスス」「クマス」「リスマ」「リスス」「リマス」「スマス」

…などである。
リンクを張った「クスマス」や「リスマ」は、私が可能性を感じた略し方だ。驚いた事に「クスマス」に関しては、既にもう「クリスマス」の誤植としてもwebデビューしているではないか。「リスマ」に関しては「リスクマネージメント」や「リスのマーケット」などを連想してしまいそうになるものの、個人的には我慢出来る範囲である。

いやはや、「クリスマス」が揺れるのは程々にして欲しい…などとは、あらゆる意味で決して書くまいと感じてしまう今日この頃であった。

kskr

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